【第10回目】の今回は「説得」について。僕たちは自分の意志を通すために説得します。説得は仕事・私生活においても重要な役割を担います。
しかし日本人は縦社会の名残が強く残っていて、説得を使う人間は常に立場が上の人間になる。これではいつまで経ってもみじめな思いをし続けることになる。そうならないためにも説得の原理原則について学んでおこう。
ツイッターはリプが正義。
ツイッターの運営方法は色々あるけど、普遍的なコトはあります。それがリプを送りまくるコトです。これは正直かなりの時間が掛かります。それでもアカウントパワーが弱い間は仕方がないのです。
リプを送るコトには、アカウントを強くする以外にもメリットがあります。それは、「本当の意味で交流できるヒト」がわかるコトです。
自分が伸びれば良いと思っているヒトは、FF比を気にしてフォローも返さないし、リプ一回送ってきて終わりがほとんどです。そんなヒトと交流したいと思いますか?僕は思わないです。
今週で1500人フォロワー達成しました~
これからも交流仲間の皆さんよろしくお願いします!
【転職に潜む危険】
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つだてん @ritz_tyousa
月曜は仕事が嫌になりますよね。
ぼんやり「転職しようかな」って思いませんか?
転職は悪くないけど転職サイトには気を付けて!
ヤバいのは、その仕組み。
まずビジネスモデルを知ってください。
これは、どんなサービスでも同じ。
【誰が金を払っているのか】…— つだてん (@ritz_tyousa) March 17, 2024
仕事において僕たちは常に説得されています。仕事のやり方、給料、勤務時間。これは立場の上の人間が有利(もしくは効率的)になるように事業を進めるためです。
これは個人的な意見ですが、優良企業かどうかの判断は、代表もしくは株主へのお金の大きさで見るとわかりやすいですね。倫理観が狂った社会では常に立場が上の人間が、より多くのお金をもらうようになっています。
労働組合が弱体化されて以降、労働者の給料が下がり続けていると言っても過言ではないのです。一方的に説得されていたら、働く僕たちの給料が上がらないのは当然なのに。
仕事と違って私生活における説得は、良好な人間関係を構築するのに必要なことです。お互いの意見を尊重できるような説得は、今よりも良い関係性を築くことのできる手段の一つになります。
例えば友人同士で遊びに行くとします。自分は金曜日が良いけど、相手は土曜日が良いと言っている。この場合、自分の意見を通すために、相手を説得しないと人間関係は続きません。
譲るコトになるのは気の優しいヒトが多いです。そんな一方的な関係になったら、一緒に居たくなくなるのは当然です。お互いのコトを尊重し、良い関係を続けていきたいなら説得が必要になります。
説得は、そのまま「人心掌握術」とも呼ばれています。だからこそ説得には多くのスキルが必要になるのです。
など挙げればキリがありません。相手の立場に立って考えることはもちろん、個性や価値観を尊重してあげるコトも必要です。逆に言えば嫌われている相手を説得するのは難しいですね。
効果的な説得のためには、まず相手を知る必要があります。相手を見抜くためには事前調査が不可欠です。相手が仲のいい人や近しい人物は誰か、家族、嫁さん、子供、誕生日などの個人情報を調査し、相手の背景を理解します。
【相手を探るポイント】
何よりも情報量は多ければ多いほど良い。出来るかぎりの情報は集めておきましょう。
戦略にも色々あります。戦国時代で言えば、情報を封じる、同盟関係の分断、城攻めなどがあるけれど、今回は人間性に焦点を当てた戦略を提供します。
①相手の弱い部分を掴む
相手が心を開く場合もありますが、逆に反発を招く可能性もある。人間は弱い部分で手を握り合うことで、しがらみによる強固な関係が築かれるのです。
②相手と利害関係になる
これが最もベターな戦略。人間は利益によって動く生き物です。どの部分の利害が一致しているかを理解する必要がある。この場合、常に有利なのは「与える側」の人間です。共通の利害がある関係は強いです。
③相手の信念に共鳴する
これは自発性が強いため最も強い。その代わり信念と違う行動をした場合は見切りをつけられてしまいます。この手のタイプは金銭で動かない。(僕はこういうタイプの人間と手を組みたい)
昔からある三原則については、普遍的原理として覚えておきましょう。
これは「説得の三原則」と呼ばれ、アリストテレスの弁論術で記されていた原則です。
①ロゴス(理論をしっかりと立てて相手を説得すること)
論理の説得は、自分の考えではなく、一般的な論理を振りかざすことが多いですが、相手によっては反発を引き起こすことがあります。世の中の問題に対して一般論が通用するわけではなく、個性の強い相手には難しいです。
②パトス(感情で相手を説得すること)
一般論で相手を説得しようとすると、相手は自分の考え方を尊重されていないと感じ、反発されます。相手に対して自分の論理を前面に出されるのが苦手なタイプには感情で説得する方法が効果的です。
③エトス(信頼を得て相手を説得すること)
相手が心の扉を閉じている場合、説得しても効果が薄くなります。信頼はすぐに得られません。権威性などで補うこともありますが、本当の信頼関係ではないためモロい。本当の意味で信頼を得たあとの説得は容易です。
この原則は①→②→③の順でバランスよく使うコトで、説得を成功に導くことができます。基本として覚えておきましょう。
それではサービスの販売を例に戦略を作ってみましょう。
①ロゴス
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②パトス
SNSの運営は時間が掛かります。1日5時間運営しても、ノウハウのない状態では1か月運営してもフォロワーは伸びません。実際に僕もノウハウなしで半年の間、辛い思いで運営しました。
③エトス
僕は実際に30名のアカウントを運営し、1か月で1000フォロワーを100%達成できました。達成しなかった場合は料金は発生しません。ぜひ一度僕に運営を任してみませんか?
この戦略は①②③のどこを強調するかはターゲット層によって変化させると、より効果を発揮します。
彼は1874年大物政治家の長男として生まれました。頭の出来が悪く、大学には行かず陸軍士官学校に入学し、1895年、キューバで戦争を初めて経験することになります。
1900年には従軍記者として戦争に参加するも、捕虜となってしまうのです。しかし彼は収容所から脱出し、帰国することに成功しました。凄まじい生命力です。この戦争を題材に書いた本はベストセラーとなりました。
その後、彼は政治家になりました。後に海軍大臣まで上り詰め、第一次世界大戦を経験します。そして1940年、第二次世界大戦という危機的事態の中、彼はイギリスの首相となった。そう、彼の名はウィンストン・チャーチル。
彼は就任後の演説で言いました。
「さあ、力を合わせてともに進もうではないか。」
彼は共鳴を狙ったのです。共鳴をもとに国民を団結させ、この緊急事態を乗り切る作戦に出ました。彼の言葉に共鳴した市民たちは「Never」と声を上げ、最終的にヒトラーからの侵略行為を退けたのです。
私の業績の中で最も輝かしいことは、妻を説得して私との結婚に同意させたことである。
ウィンストン・チャーチル
このアイデアを活用して、より良い選択を行い、あなたの人生がより良くなることを祈っています。
【第十話】我慢と葛藤
「なんて嫌な会社なんだろう」そう思いながらも、親のコトを考えると辞めるわけにもいきません。今のように転職が当たり前の時代では無かったのもあるとは思います。
そこから二年ほど経ったある日。「この部署は三年後に潰れます」と宣言されました。衝撃です。どれほど前から決まってたんだろう。そう考えると「労働者を軽く見すぎだ」と怒りすら感じました。
そこからは更に職場環境が悪くなりました。上司は元々パワハラだったのが加速し、仲の良かった後輩は辞めるコトになりました。一人の後輩は僕が部署を変えてもらうよう説得し、回避できましたが。
「こんな大人にはなりたくない」そう思って日々仕事に取り組んでいました。この頃から「いつかは辞めたいなぁ」と考えるようになります。
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今回は以上です。いかがでしたでしょうか?
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それでは次回の投稿でお会いできるのを楽しみにしております。