【第19回目】の今回は「自分を変える方法」について。全てのモノゴトが早すぎる現代。この現代を生き残るには変化するしかない。こんなことが世間で言われ始めて数年。実際自分は変われたのでしょうか?
「変わる」と口で言うのは簡単ですが、それで変われたら誰も苦労しないですよね。今回はそんな変化について具体的にイメージできるように書いてみました。
Xが伸びなくなって1か月。色々と思考錯誤しています。それでも気づいたことはブレないこと。Xはメディアとかが伸びやすいと言われていますが、このSNSの本質はあくまでもテキストコンテンツ。
テキストを重視したコンテンツで勝負するのが王道だと思います。少しでも見てくれた人の心に残る、心を動かせるような文章をかけるようにならないとダメだと思いました。
多少のイラストなどを入れつつもテキストコンテンツの質をあげること重視で、今後もX運営を頑張っていこうと思います。いつも交流してくれる皆さん、これからもよろしくお願いします。
「もう少し寝たい」
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つだてん @ritz_tyousa
この気持ちに従いましょう。
疲れているのに我慢してやると
身体の前にメンタルが壊れます。
身体と違ってメンタルは、
壊れたら完治しません。
そんな状況で何をしても効率が悪い。
人が効率よく作業できるのは、
12〜13時間と言われている。
集中できる時間は短期的に90分。…— つだてん (@ritz_tyousa) May 19, 2024
変わるコトを人間は本能的に嫌がります。これは生物的に仕方のないことです。例えばサラリーマンのヒトが「会社をやめたい」と言っても、すぐにやめなかったりするのが良い例です。
変わることが全て正しいとは思いません。家族との時間を大切にする、親友との会話を大切にする。無駄に意識高い系にそそのかされて、普遍的に大切なことまで変える必要はないと思います。
それでも変化し成長することは、これからの時代に必要な能力です。少しでも理解しやすく伝えられたらと思います。
ヒトが変わるには心理学の側面から4つの段階に分けられます。この4つの段階を理解できれば、今自分がどの段階で、どのような精神状態なのかを理解することができるようになります。
【変化の4段階】
①コンフォートゾーン【安心の領域】
②ファイヤーゾーン【恐れの領域】
③ラーニングゾーン【学びの領域】
④クローズゾーン【成長の領域】
この四つの段階を駆け抜けます。僕たちが今いる場所はコンフォートゾーン。安心の領域で快適?に暮らしています。そこからどうやって変化していくか、一つずつ見ていきましょう!
僕たちはまず変化する時、安心の領域から恐れの領域へ行くことになります。いつもの店、いつもの場所、いつもの道を通りラクをしている状態から恐怖の領域へと足を踏み入れるのです。
人は「いつもの」状態でパフォーマンスを発揮しやすいように設計されていますが、ここでは安全が確保されていてパフォーマンスも発揮しやすい一方で、何も変化することはありません。
ここで不安と恐怖と戦いながら方法を模索します。「どうしたら良いんだろう?」「本当に大丈夫かな?」そんな葛藤に打ち勝って、恐怖の領域に飛び込むコトで変化の一歩を踏み出すのです。
この段階でつまずくヒトが圧倒的に多い印象です。現代は色んな情報があるせいで(おかげで)都合の良い情報ばかりを集め始めます。これは当然のコト。
精神的に不安定な状態で、自分を守ろうとするのです。ココでやらない理由を探し挫折していく。でも考えて見てください。まだ何もしてませんよね?何もしてないのに諦めてしまう。恐怖に負けてるんです。
この段階ではハッキリ言って、ある程度の情報収集だけして決断し、思考停止になったほうが良いです。無駄に考えても正解は出ません。思考の飽和点に達してしまう。「起業する」と言ってしないヒトはこのパターンです。
思考停止で飛び込んだ先にあるのがラーニングゾーン。挑戦し、失敗して、結果もたまに出せる。でも先が見えない。ここでは学習を繰り返すことでしか前進はあり得えません。
学習を継続しなければ ファイヤーゾーンに戻りそうになります。この方法で良いのか?ここでも不安が襲い掛かります。実際に行き詰まってる人はこの状態です。ここから抜けるためには、学習し続けるしかありません。
しかもこの領域は長くて辛い。
要するに粘るのです。そして粘るために必要なこと、それは「志」や「ビジョン」といった思想です。この強い思いが、あなたをこの不安から守ってくれます。そして長い時間の学びを経て、成長の領域へと足を踏み入れます。
おめでとうございます。この段階まで来たことのあるヒトは全てにつながりを見出します。スキーマの影響が大きいのでしょう。点と点の情報が結びつき、爆発的な成長が始まります。
この段階を一度でも体験したヒトは、学習に対しての考え方が違います。そして、この段階に到達するヒトには大きな特徴が2つある。
それでは最後に意思決定に少しだけ触れて終わりにしたいと思います。
未来の決定権は現在の自分の手の中にある。「いつもの日常」それは昨日までの自分が創造した世界です。でも、私たちが「こうなりたい」と思うことは常に将来のこと。未来のゴールは昨日までの世界とは違います。
いつも通りの日常という現状を維持し続ける限り、その延長線上にゴールはない。ゴールは常にいつも通りの外にある。だから多くの人はゴールを達成できない。
多くの人にとって、夢というものは現実離れしすぎていて、自分には違う世界の話に感じられる。人生はコンフォートゾーンの外で決まるというのに。
これは日々の選択についても同じこと。自分の世界の中だけで判断する。
だから良い選択ができない。
それでも目標があるなら現状から抜け出した世界を選び続ける必要がある。今日の自分と違う選択をした先に目標は達成されるのだから。
光と音のない世界。そんな世界を想像できますか?自分がその状況に立たされたらどうなるのでしょう。僕は周りを妬み、憎しみすら覚えるかもしれません。これは、そんな中でも諦めなかった女性の話。
彼女はアラバマ州タスカンビアで生まれる。19ヶ月の時、原因不明の高熱と腹痛によって、視覚と聴覚を失った。しかし両親は諦めず彼女に教育をしたのです。
もちろん彼女の才能もあるけど、勉学に励んだ結果、ハーバード大学系列のラドクリフ大学に進学し、1904年に卒業。視覚と聴覚に障害がある人として初めて学位を取得するほどまでに成長しました。
その後は講演活動、執筆活動を通じて障害者の権利や教育の重要性を訴え続けました。今日の視聴覚障害者の福祉が成立しているのは彼女の活躍が大きい。そんな彼女から僕たちが学ぶことは2つ。
教育のチカラと諦めないココロ。
どんな状況でも人は変われる。
このアイデアを活用して、より良い選択を行い、あなたの人生がより良くなることを祈っています。
【第十九話】とりあえず実家に帰ろうか
特にやりたいコトも見つからなかった。それはそうですよね。工場勤務で外の世界を知らない。もちろん友達とか知り合いから「こんな仕事もある」と聞いていましたが、あまり興味が湧かなかったのです。
理由は一つ。金の「稼ぎ方」が納得できなかったからです。貧しい家庭で育ったのもありますが、これは根深い問題でした。とにかく稼げば良いという考えに共感できませんでした。
とはいえ会社は退職が決定したので、寮住まいの僕はすぐに出て行かないとダメです。たくさんの送別会を終えて、寂しさと悔しさを感じながら、実家に帰ることになりました。
このニュースレターでは常時みなさんからのご意見とご質問を募集してます。
今回は以上です。いかがでしたでしょうか?
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それでは次回の投稿でお会いできるのを楽しみにしております。