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価値を知る
【自分の人生を歩く方法】
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つだてん
2024/04/01

【第12回目】の今回は「価値」について。価値にも色々あります。そもそも価値について定義するコトはできないのかも知れません。それでも価値というあいまいなモノを基準に生活する僕たちにとって必要なモノです。


今回はそんな価値について、少しでも深く考えるコトができるようになってもらえるように書いていきたいと思います。この不条理な世界を生き抜くヒントとなれば幸いです。





🦊ツイッターのリプ交流には限界がある


ツイッターでのリプ交流を通して、100名以上のアカウントと交流をしてきました。そこで気づいたことがあります。それはリプ交流では限界があるということ。


リプ交流はアカウントを放置していた期間がある場合、一定の効果がありますが、上限があるようです。これはデータからも明らかでした。このままではいつまで経っても成果が出ない。方向性を変えていくことにします。


今後は「コンテンツ重視」でツイッターを攻略します。もともとコンテンツ制作は軽くしていたので、ここからの加速に期待してください。※これまで通りリプ交流はします!





🚥ヒトのためはお金にならない


価値が崩壊している現代で、ヒトのために働くとお金にならない。これが現実です。そして多くの人が、これを道徳的に正しいと受け入れるようになりました。


無益であり、破壊的でさえある仕事には高い報酬が与えられ、誰かのために労働している人々には低い報酬が与えられる。


インフルエンサー、稼ぐ系、稼がせる系の発信するヒト。何が目的なのでしょうか。それは自分達が稼ぐこと。価値を提供している?価値を何か知っているのか?狂った世界の歯車は簡単に戻るコトはないのです。


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⛈️広告が価値を壊す


例えばIT企業よりも一次産業のほうが本質的な価値は高いと言えます。


・加工する工場

・運ぶ物流

・距離を縮めるスーパー


この仕事は僕たちにとって直接的な価値がありますが給料は低い。なぜか。それは価値が壊れているからです。僕たちのために(誰かのために)働く人々の嘆きの声が聞こえてきそうですね。


経済学では「効用」という視点から価値を測定することができます。これは商品やサービスが欲求や必要を満たすことに対して「役立つ」かの度合い。でも対象となる「欲求」と「必要」は人によって違う。単なる主観です。


この「欲求」と「必要」を創造するのが、現代の「広告」。広告は必要無いモノを必要と思わせることができます。本当の意味で価値のないモノにお金が回るとどうなるか?誰でも理解できる思います。




💎水とダイヤモンド


「誰もがすべてのモノの交換価値を知っているが、使用価値は何も知らない」
オスカー・ワイルド


マーケティングの世界では「ニーズ」を探すことに力を注いでいます。これもハッキリ言って無駄な話。これは「水とダイヤモンド」の有名な例でわかると思います。


価値は「使用価値」と「交換価値」の二種類に分けることができます。水は使用価値が十分すぎるほどあるけど、交換価値は低い。逆にダイヤモンドは、使用価値はないけど、交換価値が高い。これは希少性に基づいています。


価値のズレ。これが現代の価値を狂わせました。そして価値の大きさを調べる方法は取引。しかしこれは正常な取引ができるように、双方の価値観が正しい場合だけ。残念ながら価値観は、広告やSNSによって破壊されているのです。

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👁️バリューとバリューズ


理解を深めるためにもう一つ例をあげます。

英語にはバリュー(価値)とバリューズ(諸価値)に区別されます。バリューは物理的なモノ、バリューズは精神的なモノとされています。


例えば金銭取得を目的とした行為(食料、金など)はバリューであり、家事や子供の養育、社会運動などはバリューズです。しかし人類は、この二つの価値を明確に分けることができなかった。


政治家の裏金問題、宗教の会費などはバリューとバリューズが混同されています。これも価値の定義があいまいな原因の一つです。




🤣僕たちは何を犠牲にしたのか


価値は道徳的な意味合いを含んでいます。経済学も道徳哲学から生まれました。だからこそ価値とは、哲学的であり、宗教的な要素から切り離す事ができないのです。


価値あるモノとするには、自分が「主観的に価値がある」と認めなければ成り立ちません。僕たちの生活に直接的な価値がない商品やサービスも、多くの人が主観的に(操作されて)価値があると認めた瞬間に価値が出来ます。


例えばYouTubeの場合は、動画が「人々を楽しませている」ということ自体に価値があると認める必要がある。他にも「肥満は醜い」と決めつけ、ダイエット商品を売りつけるのも同じコト。


アダム・スミスは言いました。

「他の仕事よりも賃金のいい仕事があるのは、貨幣以外のモノを犠牲にしてかまわない人がいるからだ」と。

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😶‍🌫️価値はイデオロギーで決まった


現在の価値はどのようにして決まったのでしょうか。元を辿れば西洋の会社法にたどり着きます。19世紀のアメリカでは、ピューリタンの流れを汲むプロテスタンティズムが、労働を神聖なものとして祀り上げました。(生産主義)


しかし資本主義の移行が進むにつれて消費主義へと変貌を遂げました。これをけん引したのは鉄鋼王アンドリュー・カーネギーと言われています。こうして富の生産者が、労働者から経営者になることで今の価値基準が生まれました。


この価値基準が変わるコトはあるのでしょうか?勝者が勝ち続けるゲーム。このゲームで勝つ方法は二つだけ。誰かと手を取り合って生きるか。誰かを蹴落とすコトでしょう。

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☀️僕たちは自分の価値観で生きるしかない


資本主義のルール上でも、価値が自身の主観によって決まるコトはありません。だからこそ自分の人生の価値観を決めておきましょう。自分の価値観さえ決まれば、どんな情報にも振り回されず、自分の人生を歩いて行けます。


【価値観を決める5つの質問】


  • 本当にほしいものは何?
  • 何にお金を使いたい?
  • 忘れられない思い出は?
  • 自分が好きなことは何?
  • あなたの理想的な一日は?


自分の価値観をもとに人生の方向性を決めましょう。




📔あなたの選択を豊かにする物語


​彼は1929年1月15日にジョージア州アトランタで生まれました。父親も牧師であり、家庭環境からキリスト教の価値観に囲まれて育ちました。彼は早くから優れた学生であり、バスティン高校を15歳で卒業し、モアハウス大学に進学しました。


ここでは哲学や宗教について学び、社会問題に対する関心を深めました。後に、セムナリーで牧師の教育を受けた後、彼はアラバマ州のモンゴメリーにあるダクソン通りバプテスト教会の牧師として聖職者となりました。


1955年、彼はモンゴメリー市内の公共バスでの人種差別に抗議するモンゴメリー・バス・ボイコットの指導者として知られるようになりました。このボイコットは公民権運動の重要な節目となり、公共交通機関での人種差別が終わるきっかけとなったのです。


その後、キングは公民権運動の指導者として全国的な注目を集めるようになりました。彼は非暴力と市民的不服従の原則を実践し、公民権法の制定や人種差別の撤廃に向けて活動しました。


彼の名はマーティン・ルーサー・キング・ジュニア。彼の有名な「夢の演説」は、1963年のワシントン大行進で行われ、公民権と人種差別撤廃のための強力なメッセージを世界に発信しました。

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正しいことをするべきタイミングは、いつでも「今」だ。
キング牧師





🫵今回の学び


  • 価値は自分の主観で決まる
  • 何を犠牲するのか
  • 人生の価値観を決める


このアイデアを活用して、より良い選択を行い、あなたの人生がより良くなることを祈っています。




🏫調査業をデザインする物語

【第十二話】パラダイスに来た

移転先は最高に楽でした。自分たちで普段やる仕事も下請け業者に依頼する。人数は無駄に多い。仕事量は半分くらいになりました。なんて良いところなんだろう。そう思いました。


人間は面白いものです。楽な仕事をすると更に楽をしようとする。結果横着な仕事をするようになっていきます。これはどんな仕事でも同じだと思います。怠惰は怠惰を増幅させるのです。


入社した時からの環境が違いすぎて、会社への不満は高まりました。仕事内容は同じなのに、これだけ負荷に違いがあるのか。そんな会社は無理だと思い、半年ほどで「辞めたい」と上司に伝えました。


しかし上司が「お前が役職に上がるのは確定してるから、辞められると困る」と説得してきたので、素直に「そこまで必要としてくれるなら」と続けるコトになるのです。

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🧑‍🎓みなさんからのご質問と回答


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それでは次回の投稿でお会いできるのを楽しみにしております。