記念すべき【第1回目】は、【選択】の重要性について自身の経験も含めて書いていきたいと思います。
僕たちの人生は、小さな選択の積み重ねで出来ている。だからこそ選択の精度を高める必要がある。このニュースレターでは、「より良い選択のためのアイデア」を提供します。日常生活において、あなたの選択がより良いモノに成りますように。
多くの人に価値を届ける意味でSNSは優れています。もちろん先行優位性が高いSNSでは完全に出遅れているけど、それがやらない理由にはならない。なぜなら調査業を、「本当の意味で依頼主に寄り添うサービス」として新しくデザインしたいから。
「そんなの無理だ」、「お前に何ができる」なんて言葉は聞き飽きました。やると決めたからにはやるだけ。「困っているヒトを助ける」この偽善にも満ちた言葉は、なぜか自然とやる気の原動力になっています。
このニュースレターでは、調査業界を新しくデザインするための活動も報告していきます。どんな良い事をしていても、認知してもらわないと意味がない。(完成された絵が、倉庫にしまってあるのと同じように)
そのために拡散性の高いツイッターを頑張ることにしたので、フォローしてもらえると嬉しいです。
この4STEPで情報収集の精度があがります。
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つだてん @ritz_tyousa
(誰でも出来ます。)pic.twitter.com/0Rspjwq68V— つだてん (@ritz_tyousa) January 5, 2024
選択にも色々あります。
・喋る言葉
・食べるモノ
・身体の行動
全ては自分の選択です。
しかし、選択は常に意識した状態で行われているわけではないのです。
例えば、私達が1日に使用する単語の数は、無意識の中で約16,000語の中から選択して使われるし、(※アリゾナ大学とテキサス大学の合同研究)食べるモノや場所を決めるだけで2267回の決断をしている。(※コーネル大学の調査)
この小さな選択で、僕たちの人生は成り立っています。しかも僕たちのような庶民には、選択ミスが許されません。今の社会は冷たいから。一つの選択ミスが、後になって大きなトラブルに繋がるのです。
僕は選択ミスをしました。7年間勤めた大企業(製造業)を、ハラスメントが嫌で辞めてしまった。これが人生を大きく狂わすことになりました。会社を辞めてからは、本当に大変でした。
・住む家がない
・仕事がない
・お金がない
ほとんど何もなかった。(借金が無かったのは唯一の救いでした)
まずは住み込みで現場仕事を始めました。その後は夜に清掃業をしながら、人材紹介⇒HP制作⇒WEBサイトの運営(ハラスメント関係)⇒動画編集⇒調査業と色々な仕事をしてきました。その中で一番肌に合ったのは調査業。
理由は単純で、「人に直接感謝される仕事」だから。充実はしていましたが、1つだけ大きな違和感があったのです。それは、調査料金が高すぎること。これは大きな問題でした。
ハラスメントで不利益を被った自身の体験もありますが、困っているヒト、辛い思いをしているヒトから、不当な料金をとっていいのか。これが活動のきっかけとなりました。解決する方法はいくつかあるけど、まずは1つ。トラブルが起きた時に、正しい選択をすること。
選択は人生を狂わせる。それが自分のせいでなくとも、責任は全て自分に降りかかってくる。だからこそ、今を生きるヒトには「選択」という一大テーマについて、真剣に考えてほしいです。
こんな細かい事は、どうでもいいのかもしれません。それでも「選択」を理解するからには、一度だけ触れさせてほしいのです。出来るだけわかりやすく説明できればと思います。
まずgoo辞書には、
と書かれています。
つまり、
わかりやすい例として、こんな文章があります。
『朝起きて曇り空をみれば、天気予報の結果とあわせて、雨が降りそうかどうか考え(判断)、傘を持って行くか否か(選択)を決めている。』
「すぐれた意思決定」(印南一路)
この文章に決断を加えると、
「雨が降りそうかどうか考え(判断)、傘を持っていくか否か(選択)し、傘を持っていく事にした。(決断)」
になりますが、この「選択」に倫理的な考えは含まれていません。
僕が選択について考えてほしい本当の意味はコチラ。
『選択するのはそのようなもの〔善、または、悪〕のうちのどれかを「取るか、避けるか」についてであるが、判断するのは、そのようなものが「何であるのか」「誰のために役に立つのか」「どのようにして役に立つのか」についてなのである。』(アリストテレス)
つまり判断は思考で、選択は行動ということ。そして選択は自分の中の価値観に従って、出来れば善なる行動を取ってほしい。
バーバラ・サハキアン教授の研究では、「言語」「食事」「交通」で20,000回、残りは身体的動作で35,000回の決断をしているという結果が出ています。
もちろん個人差はありますが、人間は圧倒的な回数の思考と、圧倒的な決断をし、選択の連続という人生を生きています。そして選択には2つの問題があります。
つまり、決断対象に関する知識が不足していた場合は無意識で判断し、決断するたびに決断する能力は徐々に低下することになるのです。
このせいで、僕たちは日ごろから詐欺のような消費をさせられたり、トラブルの傷口を広げてしまっている。選択ミスはトラブルを大きくしてしまうのです。
この2つの問題を解決する方法の一つが、このニュースレターです。あなたの無意識による選択ミスを減らすために、有益なライフハックを徹底して発信します。
もう一つの決断による脳の消耗を軽減するための方法は「クネビンフレームワーク」という考え方。この考えは、あなたの決断をサポートします。まずは、自分の状況を以下の4つに当てはめてみましょう。
この分類があなたの決断の精度を向上させてくれます。
この分類が思考を客観的に見えるようにし、あなたの選択をサポートします。一つずつの分類を以下に紹介します。
①単純 = simple
自分の選択が単純明確な状態。
やりたいことや、しなければならないことが明確な状態は、単純 = simpleに分類する。
【例】
これは、自分にとって習慣化されているレベルの決断事項です。この分類に入れば、決断に使用される脳の消耗を防ぐことができます。
②面倒 = complicated
日常的な問題を選択する面倒な状態。
これが日々の決断を一番消耗させるのです。
【例】
このような小さな決断も、蓄積されると大きな負荷になります。遭遇すると想定されるような出来事にもルールを設けることは効果的です。
➂複雑 = complex
現状の判断材料で判断できない複雑な状態。
情報(前提)が乱れていて判断しづらいケースだ。
【例】
何が正解か判断しづらく難しい選択ですよね。特に人生を左右するような事柄では、悩んでしまうのは必然です。
④混沌 = chaotic
複雑な状態が入り乱れて混沌とした状態。
この混沌状態が、4つの中で一番厳しい状態になります。
【例】
重なりあった問題で、正解なんてないかも知れない問題。この状態は精神的にも不安定になる可能性もあるから、早急に自分なりの答えを決めておきたいですね。
すでに分かっているヒトがいると思いますが、このフレームワークは、④混沌⇒➂複雑⇒②面倒⇒①単純にするためのモノ。是非このフレームワークを活用して、日々の情報を整理していこう。
彼は選択の力を大切にしていました。養子として育った彼は、機械工の父からの影響でモノ作りに興味を持つ。その興味は電子工学にも伸びていき、幼くして才能は目覚めつつありました。
しかし彼は不器用な子供でした。小学生の頃はヤンチャながらも、飛び級を経験するなど、それなりに順調でした。ところが中学に上がると、いじめられて家族ごと引っ越すことになるのです。
そこで運命となる出会いがあった。これから人生を共にするコトとなる親友のポッチャリした男。そして大学に進学した彼は迷っていました。「養子として育った自分は生みの親を知らない。」悩んだ末に彼は、インドを放浪し始めたのでした。
そこで彼は東洋哲学である「禅」に興味を持つことになります。この東洋の伝統哲学が後世に残る製品を、洗練したデザインたらしめたのです。帰国後に彼は、相棒であり親友のポッチャリした男、ウォズニアックと「アップルコンピューター」を販売し、成功を収めました。
彼の名はスティーブ・ジョブズ。伝説の起業家です。そんな彼のトレードマークは、黒いタートルネックにジーンズ、スニーカー。その理由は「日々の決断の回数を減らして本来やるべきことにベストな状態で臨むため」です。
最も重要な決定とは、何をするかではなく何をしないかを決めることだ。(スティーブ・ジョブス)
このアイデアを活用して、より良い選択を行い、あなたの人生がより良くなることを祈っています。
【第一話】幼少期の思い出
僕は兵庫の田舎町で育ちました。家族は父と母と兄がいます。典型的な次男坊です。祖父が会社を経営していたので、父もその会社の部長として働いていました。
僕が幼稚園になる前ぐらいまでは、比較的裕福な生活をしていたと思います。ところがある日の夕方、一本の電話が入りました。「倒産することになったから話がある」祖父からの電話でした。
連絡を受けた両親は、何も知らない兄と僕を連れて祖父の家へと向かいました。倒産が何かも分からない状態でしたが、車の中から見えた赤い夕日が忘れられません。
人生何が起こるかわからないモノです。祖父の会社がバブルの影響を受け倒産し、収入は無くなりました。しかも新築で一軒家を購入したばかりのタイミングでした。
このニュースレターでは常時みなさんからのご意見とご質問を募集してます。
今回は以上です。いかがでしたでしょうか?
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それでは次回の投稿でお会いできるのを楽しみにしております。